車で走行中、数キロ離れた山を見たら桜が目立つので、佐賀の関に眺めに出かけた。別に桜の名所ではないが、グーグルアースに▲で示す所。東からの佐賀の関半島の右は別府湾、左は臼杵湾。
いつの間に咲いたんだろうか？ ここは植林が少ないので桜が山じゅうに満ちている。人の手が加わった桜、染井吉野の開花予想は行われているけど、本来の桜については予想しないのか。
染井吉野は種子がないので、一つ一つ人の手で植えない限り増えない。山に自然に生えるという事はあり得ない。植物学者の牧野富太郎は高知県の出身だが、彼が子供の頃は高知県には染井吉野は一本もなかったという。現在の「サクラの開花予想」なんかを見たら嘆かわしいと思うんじゃねーの。
途中、田んぼが広がる所の緑、菜の花の緑と黄色、空の色が美しい。写真の場所では、あちらからもこちらからもウグイスの声が聞こえていた。
