西南戦争之記録

これは高橋信武が書いています。

チューリップ2024.3.15

つぼみが7個。 立体が重なると写らない部分が多くなる。単純な箱状ならきれいに写るのだろう。

2024.3.11 今日のチューリップ

単なる2Dの写真。数日前からつぼみが目立ち始めた。

田原坂西南戦争資料館の水筒調査

2024.3.9。田原坂で展示中の水筒(これは前回の3点とは別の人、作田鈴夫さん寄贈)を実測に行った。6時半に大分市を出発し、それなりの時間がかかって到着した。今回は岡本真也さんも合流。調査依頼文の提出などで美濃口雅朗さんに、また現物の観察には作田…

豊後口征討之内臼杵福聚寺戦記 ※復元図

「豊後口征討之内」臼杵福聚寺戦記という木版錦絵。全ての錦絵を調べたわけじゃないから、こういう題名の錦絵があったかも知れないし、なかったかも知れない。もしあったなら、こんな絵柄じゃなかったか、という一案で描きます。 復元図の作成過程を掲げます…

今日3月4日のチューリップ

葉っぱが大きくなると幹の方がうまく撮影できないが、内部の底につぼみができている。 https://scaniverse.com/scan/clk6uiu5ekhcvrvg

大分県臼杵市福聚寺(ふくじゅうじ)の石垣に残る銃弾痕

東から見た福聚寺 自分の生まれ育った家(臼杵市井村)の背後に臨済宗妙心寺派の福聚寺がある。石垣に西南戦争時の銃弾痕があると宗順住職(写真に写る人)から聞いていたのだが、今回再びその場所を教えていただき撮影した。下の写真は北から南を向いて撮影…

これが本当の健康な空だ

ひとに指摘された改めて気づく。空がきれいだ。大分県臼杵市の朝。 親戚がライブやるので観てください。上の写真は彼が散歩中に撮ったもの。しかし世の中には汚い空でも美しいと思う人がいる。・・・それは汚れた空ですよ・・・。

今日のチューリップ

コメントありがとうございます。花屋では温室栽培したチューリップが咲いているが、自然状態では花はまだです。背丈はだいぶ伸びてきました。 scaniverse.com

熊本市内でブリキ製水筒調査 ※水筒写真を追加しました

2023.2.20。初め田原坂西南戦争資料館で同館の作田徹さんの所蔵ブリキ製水筒を実測。西南戦争時とみられるのは3点あり、2点だけ実測できた。以前、資料館の北側にあった「弾痕の家」(今、資料館の南部にある同名の復元建物とは別)で展示していた遺物であ…

西南戦争前後の軍用水筒3

ガラスで検索すると明治6年には次の一件があった。 C09111477200「明治6年 公文類纂 十二」防衛研究所蔵0186・0187 甲套第五百三十八号 別紙之通鹿児島縣大砲製造所ヨリ申越候ニ付相廻シ候間御回答被下度候也 明治六年四月四日 造 兵 司 海 軍 省 御中 記 …

大塚進也さんのXを見て奈良文化財研究所の全国遺跡報告総覧で検索

大塚進也さんのXを見ていたら宇都宮城跡の発掘調査報告書に戊辰戦争時の遺物があるかも、と書いてあったので上記の検索をしたら報告書全文を閲覧できたが遺物は何もなかった。検索の方法は「奈良文化財研究所」⇒どこかにある「全国遺跡報告総覧」⇒「宇都宮城…

チューリップ3

まだ冬なので目立った成長はないが、一つだけ葉っぱに包まれた中にツボミが現れています。 scaniverse.com

西南戦争前後の軍用水筒2 明治7年※少しずつ追加中です。

明治7年、台湾征討という明治政府としては初めての海外出兵があった。この時の水筒に付いて記す。 発端となったのは明治4年10月に年貢を輸送していた琉球御用船が台風の為に遭難し3人が溺死、69人が台湾南東部に漂着し救助を求めたが、原住民により54人が…

チューリップ2

成長しないので栄養を与えているところです。白い石は間違えて踏まないための用心のため。 scaniverse.com 撮影範囲を拡大してみました。なかなか成長しません。 scaniverse.com

3Dの失敗例;川原内峠北部

川原内峠の県道よりも北部地域。遺構分布図はまだ載せてないので、分かりにくいと思うが溝状の登山道と台場跡2基、角礫が意味ありげに分布する平場(画板のある周辺)がある。木の影が多すぎる。草木を掃除せずに撮ったうえに二階建てで写った所が沢山あり、…

鞆の浦(とものうら)の絵

誰が描いたのか分からない絵葉書大(16.0㎝×10.9㎝)の水彩肉筆画です。3/1'76と記されている。1976年3月1日のことです。かつて吉田博の版画「鞆之港」を見て現地を見たくなり何かのついでに立ち寄ったことがあった。街並みや歴史民俗資料館なども見て歩き、…

大迫山で3D

以前紹介した臼杵市大迫山の台場群の一部で3D撮影してきました。 今日は二日目。これまでは4基の台場跡を確認していたが、二日前に4号の3D化に出かけて5号を確認した。位置は要再確認。以前は草に覆われていたので台場跡らしいと思いつつそのままにな…

チュウリップ1 2枚目の小さい写真をクリックすると3Dが見られます。

踏みつけないように白い石で囲ったチュウリップ。3D記録を開始。 scaniverse.com

3D写真 大分市吉野越(よしのごえ)の台場跡2基

以前、ブログで紹介した大分市吉野越の台場跡を3D化してみた。目的地の南西で車を降りてなるべくゆっくりだらだら坂を上り、約10分で到着。 背の低い草や枯れたススキなどがあると、画面にまだ写っていない部分が残り地面が写らないことが分かった。どう…

熊本城跡飯田丸(いいだまる)で出土した時限(じげん)爆弾(ばくだん)陶器改め遅延爆発用陶器

※「爆弾の使い方は、敵に投げるか火をつけて逃げるでしょうか!」とのコメントを頂いた。これは陶器・土師質等の焼き物なので投げたら割れそうであり、もしかしたら藁ででも巻いて使ったのだろうか?適当な言葉を思いつかないので標題のように変更した。コメ…

3D写真第4弾:印鑑

自刻印鑑「信武」。武の字は戈を両手に持って、歩く(足)形を示す。右手は蛇足で追加。 scaniverse.com

3D写真第3弾:型紙刷り皿(かたがみ ずり さら)

3D化が面白いので第3弾を投稿します。 型紙刷りの皿。直径約18㎝、高さ約3㎝。この1枚はやや歪んでいる。畳付(たたみつき)の内側にハリ支えが4個。計4枚ある。一つはバコウハンで補修。17世紀前半頃。おそらく型紙刷りとしては大型で希少(きしょう)。30…

3D写真第2弾 珠洲焼の壺

以前買った珠洲焼の壺。口部分に一ヶ所故意(こい)に打ち欠いたような部分があるが他は欠けていない。どこからか掘り出したものかもしれない。3Dでは胴部下半に穴が開いているが、現物には穴はない。高さ約19㎝、胴部(どうぶ)幅約18㎝。scaniverse.com 中…

大分市松原峠の台場跡の立体写真 ※再挑戦画像有

携帯の硝子にひびが入りまくっていたのでiphone15pro に買い替えた。それで今日、以前ブログで紹介した大分市と臼杵市との境界尾根にある松原峠の台場跡を撮ってきた。想定のようには撮れなかったが二番目の写真か下のリンク先(青字※いつのまにか消えた)を…

新年おめでとうございますA happy new year!

新年のごあいさつ代わりに大分県臼杵市の写真を投稿します(年賀状を出さなかったので)。臼杵川に架かる橋は大橋寺橋、右岸に大橋寺、向こう側に仏舎利塔の建つ諏訪山と大迫山。左奥は九六位くろくい山脈(自称)。

ラーメン

昔、どことは言わないけど某所でラーメンを食べたことがある。カウンターの前にすだれがあり、その向こうに小さい隙間があり、調理室がわずかに見える。カウンターの席に着くと両側に仕切りがあり、左右の客と隔てられている。すぐ隣に左右の客がいるのだが…

臼杵関連・高原(たかはる)士族田口敬之助

薩軍兵士田口敬之助は西南戦争の際、大分県臼杵で6月10日に負傷し、翌日官軍熊本鎮台に連行されている。彼は薩軍の状況を自供し、薩軍内部の規律を記した書類一枚を所持していた。防衛研究所にその際の彼に関する資料が残っている。臼杵で降伏した薩軍側の供…

重野安繹(しげの やすつぐ)の漢詩軸紹介

重野安繹の漢詩掛軸2点を紹介したい。2点とも以前購入したもので、読めない字がいくつかあるので先日、大分県立先哲史料館の松尾大輝さんに解読をお願いした。その場でも読めない字は残ったが、読めないまま紹介する。松尾さんには以前もお世話になったが…

中原幹彦2023.12西南戦争「熊本鎮台首脳部」古写真の再検討ー一枚の古写真がつなぐ物語ー の抜刷りをいただきました。

「歴史玉名」第105号の抜刷りです。 この写真は熊本城内、宇土櫓南側にある広場で撮影されたもので、10人が写っている。そのうち一人は従来誰であるのか不明だったとされていたが、中原さんは陸軍服制図・帽子・正衣・正袴・飾帯・飾緒・臂章(ひしょう)・…

廣瀬雄一著「対馬海峡をめぐる先史考古学」同成社 2023年11月30日発行

表題の本をいただきました。 著者の廣瀬雄一さんは慶応大学大学院を卒業。韓国の釜山女子大学客員教授の頃、九州縄文研究会でお会いして以来の交際ですが、近年の高橋は西南戦争戦跡の方に興味が向いたので縄文研究会から足が遠ざかっており最近はお会いする…