西南戦争之記録

これは高橋信武が書いています。

和紙に絵を描く

 和紙にアクリルで風景画を描いて、満足するのができたら最終的には掛軸にしようと計画しています。

 昨日はペイントで描き続けてきた下書きをA3版4枚に白黒で複写し接合して満足。今日はアワガミファクトリーという所に注文しておいたエデショニングペーパーというのが届きました。まだ開封してないけど。秋の大分県美展に出そうとおもっているところです。誰でも参加できるようなので。実は何年も前からああでもない、こうでもないと構想してきたけど、もういい加減に形にしようと決めたわけです。今までの調子を振り替えると展示会に間に合うのか、和紙にアクリルで描けるのか、も疑問ですが。2022.7.1

 下絵を窓に透かして、和紙に描こうと貼り付けてみました。2022.7.2

 そしてアクリルを水で薄めて上から塗る。均一に塗れないので何度も重ねるしかないかな、と。これは練習用として諦めずに進めてみます。もしかしたらヘタウマでかえっていいかも? そういえば今日は大分宮崎県境の梓山に薩軍が襲来し、黒土峠まで進出した日だ。今日は台風が接近中で、時々降ってくる。当時は梅雨時だっただろう。7.3

 先ず遠景から塗り始め、次第にまばらな状態を滑らかにするが、できない。7.4

 窓ガラスに貼り付け、縦に置いているので色が垂れてくる。和紙はにじむのでドーサを引くらしい。初めにやるべきドーサの順番が遅くなり、順序が狂うが思い出して湯管(ゆうちゅうぶ)を見て、早速、準備し、塗る。皿は以前作ったもの。中国青磁風。7.4

 どうも下手くその方に進んでいるらしい。トレース台代わりの窓を止め、別の広い扉にしたので、端を折り曲げることなく、透かして見えるようになった。初めからこれですべきだった。黒色が固まっており、買い出しに行く必要が生じたので中断。7.5

 昨日(7.7)臼杵で精進料理を食べた。切通という西南戦跡の傍の店。駐車場から風景撮影。

 遠景の山、右部にぽつんと飛び出したのが水ケ城。写真では左側、南側の窪んだのは尾根の堀切で、最近そこが伐採されたので遠くからでも

分かりやすくなった。上の写真の寺は臨済宗見星寺けんしょうじ。手前の建物と寺との間が切通です。写真の右奥の山は大迫山です。

今日の進捗状況は次。

手前の山や屋根とか舟に少し色付けした。白い雲は紙の色を残してもよかったと後悔。7.8

 我慢して続ける。舟はまあ見られる。精緻にしないのがいいらしい。まだ二合目くらいか。でも、家並みと背後の木々が難しそう。7.11

 今日も少しだけ変化した。7.12

 ローマは一日にしてならず、と言うし、名画も一日にしてならず。我慢して加筆し続けているが、ほんとは没に向かって描き進めているのかも知れない。7.13

 今日(7.13)もどこが替わったかわからない程度に加筆。

 7.16も少し変化。下の2枚。

 2022.10.17 締め切りに間に合わなかったけど、今日再度0から、別の紙でどーさを引くところから始めた。構図を変えてここまでできたのがこれ。

 駅と連絡船の波止場を加えた。まあ、最初の構図は漫画みたいだったけど、今度はさらに漫画風になった。でも楽しんで書いている。